「応援しています!」という言葉をもらうと、心の中で「ありがとう!」と感謝がブワッっと湧き上がります。でもふと気づいてしまう。「あれ、この人、何も買ってないな…」と。その瞬間、膝が地面につくらい失望します。実はこれ、多くのアーティストやクリエイターが抱える小さなジレンマのひとつなんです。
アーティスト系クリエイター系の仕事って、よく「好きなことを仕事にできて羨ましい!」と言われます。たしかに、自分の情熱を注げる仕事はとても幸せ。でも、現実問題、情熱だけでは生きていけません。ロケ費用に衣装代、道具のメンテナンス費用など、制作にはお金がかかるもの。これらは大体、自分のポケットマネーです。だから、作品が売れなければ次の制作はもちろん、生活自体が危うくなるわけです。
実は私も、これに似た失敗をしたことがあります。以前、大好きなマンガ家さんがいたんですが、「応援してます!」とメッセージを送るだけで満足して、本を買うのを後回しにしてしまったんです。そしたらなんと、そのマンガ家さんが連載中止。そして引退!「嘘でしょ!?」と頭を抱えました。「あのとき買っておけば…!」という後悔で胸がキリキリ。これって、意外と「あるある」だと思いませんか?
ここで身近な例を挙げると、お気に入りのコンビニのスナック菓子も同じです。「最近、あのスナック見かけないな」と思ったら、それはきっと売れ行きが悪かったから。需要がなければ供給は止まる。それがこの世の真理なんです。悲しいけれど、どうにもならない現実。
だから、推しのアーティストや作家を応援したいなら、「気持ちだけ」じゃなくて、行動で示してほしいんです。たとえば書籍を買う、小さなグッズを1つ手に取る。それだけでいいんです。「いやいや、予算が厳しい…」という声もわかります。でも、無理をしなくても、小さな購入でも十分「推しの力」になります。なぜなら、それが「次も頑張ろう!」という原動力になるからです。
ぜひ推し作家の新刊を手に取ってください。売れなければ出版社も次の本を出してくれなくなります。結果、推しの作家さんの声が消えてしまうことに…。それって、結局自分が一番損をすることになりますよね?
アーティストや作家は、商品を通じて皆さんの「応援」を受け取っています。「ありがとう!」と心の中で叫びながら、次の作品を作るんです。だからこそ、あなたが買うその1冊、その1つのグッズが、実はとてつもなく大きな意味を持っているんです。
「好きなものには課金を!」これを胸に、ぜひあなたの推しを全力で応援してみてください。それはきっと、あなた自身の生活をもっと豊かにするきっかけになります。
✩「すべての悩みはストレッチで解決できる」秀和システム
#秀和システム
#紀伊國屋書店
#丸善書店
#生協に書籍を置いて欲しいです
#推し活 #アーティスト応援 #書籍文化を守ろう #好きなものには課金を #読書好きの必須マナー