年末の忘年会シーズン、「ちょっと面倒だな」と思うけど
年末といえば忘年会。何かと予定が増えるこの時期、正直「行くの面倒だなぁ」と思うこと、ありますよね。寒さが身に染みると布団から出るのすら嫌になるのに、「人と話す」なんてハードルが加わると、もう心が完全に凍結冬眠モード。特に、仕事絡みの忘年会で知らない人ばかりが集まる場なんて、「どこから話に入ればいいの?」と緊張が募るばかり。コミュ障にとっては地味に辛いシーズンです。
でも、こんなときふと考えるんです。「あれ、そもそも何をそんなに気にしてるんだろう?」って。頭では「気楽に行けばいい」とわかっているのに、いざ現場に行くとガッチガチ。会場に着くなり「どこに逃げ道がある?」と非常口をキョロキョロ探す自分がいます。まるで知らないダンジョンに迷い込んだ旅人のような気分。いや、旅ならまだしも、これただの飲み会ですよね。
そんな中、ある忘年会でのこと。飲み物片手にポツンと立っている人を見かけました。「この人も不安なのかな?」と思うと、なんだか急に親近感が湧いてきて。でも、ここからがまた大変。話しかけようと思っても心臓はバクバク、口はカラカラ。「初めてですか?」の一言を出すのにどれだけの勇気が必要だったことか。
その瞬間、頭の中では「絶対、変な目で見られる…」と最悪のシナリオがぐるぐるしていました。でも、相手がニコッと笑って「はい、初めてなんです。緊張しますね」と答えてくれたんです。その笑顔に救われた瞬間、肩の力がスーッと抜けて。そこからは会話が意外と弾み、「思ったより楽しかったな」と感じられる時間になったんです。
こういう経験から気づきました。「考えすぎないこと」と「最初の一声」が大事なんだな、と。もちろん、毎回うまくいくわけではありません。冷たいリアクションをされたら、それはそれで仕方ない。でも、意外と「誰かも同じ不安を抱えている」と思うと、最初の一歩が踏み出しやすくなるんですよね。
この「最初の一声」は、忘年会だけじゃなく、仕事でも同じです。会議やプレゼンで「自分の意見なんて…」と黙っているよりも、「誰かが同じことを考えているかも」と思って口にしてみる。すると、不思議と場が動いたり、話が広がったりすることがあります。小さな勇気が思わぬ展開を生む、そんなことって意外と多いものです。
さて、忘年会シーズン真っ只中。「行きたくないな」と感じたときは、「誰かの不安を軽くしてあげるつもりで、一声かけてみる」を試してみてください。もしかしたらその瞬間から楽しい時間が始まるかもしれません。そして、帰り道に「うまく話せなかったな」と落ち込む必要もなし。「やっちまった今年の自分に献杯!」と心の中で一杯やって、新年会に向けてリセットしましょう。
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