
拙著では「6Pチーズ」の栄養について書きました。
カルシウムやたんぱく質を手軽にとれる、身近で頼もしい食品として紹介しています。
冷蔵庫を開けると、いつも静かにそこにある。
お酒のお供にも、夜のおやつにも、小腹が空いたときにも、そっと助けてくれる存在。
派手ではない。
けれど、ふと手が伸びる。
あの銀紙をペリッと音まで含めていつもうまく剥がせない。
大人になると、こういう癖も味も妙に沁みます。
ごちそうではないのに、妙に安心する。
まるで、何も言わずに隣に座ってくれる友人のようです。
ところで、多くの人が何気なく読んでいるこの名前。
「ロクピースチーズ」だと思っていませんか。
実は、正式な読み方は
「ロッピーチーズ」。
少し意外ですよね。
長年そばにあったものほど、案外ちゃんと見ていない。
これは、人間関係にも少し似ています。
近すぎるものほど、その奥にある意味を見落としてしまう。
1954年に発売された6Pチーズ。
その名前には、6個に分かれた「Piece」と、分け合うことを意味する「Portion」のニュアンスが込められていると言われています。
つまり、あの丸い箱の中には、ただチーズが並んでいるのではありません。
「栄養」と「満足感」、そして「誰かと分け合う時間」が詰まっているのです。
一個ずつ独立しているのに、箱の中ではひとつ。
それぞれが別々でありながら、どこかでつながっている。
家族も、友人も、仕事仲間も、少し似ているかもしれません。
70年以上愛されるものは、声高に自分を語りません。
ただ、必要なときにそこにある。
日常の片隅で、静かに役目を果たしている。
今夜、6Pチーズを口にするときは、少しだけ思い出してみてください。
これは「ロクピース」ではなく、「ロッピー」。
小さな銀紙の中に、
味だけではなく、栄養と時間と会話が包まれてます。
だが・・・・私は友人が居ないので独り占めしております。
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