
「急なスイッチの切り替えはストレスがかかる」
電車の遅れ、山積みのメールで、気持ちがガクンと落ちることがありますよね。私も以前、元気なふりをして「大丈夫です」と笑顔で言った直後、ひとりになった瞬間にため息がドスンと落ちました。まるで心のブレーカーだけ先に落ちたような感じでした。そこで無理に「ポジティブにならなきゃ」と思うほど、逆に苦しくなることがあります。人は変化そのものよりも、準備のない急な変化にストレスを感じやすいのです。たとえば、暗い部屋で急に電気をパチンとつけられると、まぶしくて目がびっくりしますよね。心も同じです。急に明るくしようとすると、びっくりしてしまうのです。だから、気持ちの切り替えが遅い自分を責めなくて大丈夫です。それは弱さではなく、心が安全確認をしている時間です。横断歩道で左右を見るように、心にも「よし、進んでいいですか」と確認する時間が必要なのです。そんなときは、気合いでどうにかしようとせず、好きなストレッチをしてださい。首をゆっくり回す、肩をストンと落とす、背中をグーッと伸ばすだけで十分です。心はスイッチではなく、車のラジオのつまみのように、ジジジッと少しずつ合っていくものです。一気に変わらなくていいのです。一目盛りだけ整えば、それは立派な前進です。
今日もパチンと変われなくて大丈夫です。ジワッと整えていきましょう。


